選択的夫婦別姓制度について考えてみた
どうも、結婚7年目(たぶん?)の天音雨です。
うちは夫婦同じ姓(当たり前か)ですが、Twitterでたまたま見かけた話題なので今回は
「選択的夫婦別姓制度」
について素人ながら考えてみたいなと…
ちなみに僕個人としては、この問題は心底どうでもいいなと思っています←
でも、双方の意見を見たり考えたりすることは意味があるし、テーマとしては面白い(かも)。
ということで、ブログで書いてみることにしたわけですね。
なんせブログを全く更新していないので(笑)
ちなみに、見かけたツイートはこちら
米国で別姓で結婚した僕と柏木の婚姻は成立しているとの東京地裁判決を受けて、本日、千代田区役所に婚姻届を再提出しました。不受理でしたので家庭裁判所に不服申し立てをします。→別姓の婚姻届を再提出 米での婚姻「日本でも有効」司法が認めた夫妻:朝日新聞デジタル https://t.co/ENo0HpMWB1
— 想田和弘 最新作「精神0」・最新刊「なぜ僕は瞑想するのか」「人薬」 (@KazuhiroSoda) 2022年6月13日
こういう一石を投じるようなニュースが出ると、毎度いろんな意見が見れて、面白いと思います。
どのコメントもそれ単体をみるとそれほど的外れなことを言っているように見えないので、まぁ単純な意見のぶつかり合いですね…
その中でも特に数が多かったいくつかの意見について、私見をごちゃごちゃ述べようかなと…
(最後に超個人的見解で結論も出しますw)
ひまな人だけ見て下さいw
①そもそも「選択的」夫婦別姓で、同じ姓にしてもいいのになんで反対するの?
賛成派で一番多い意見じゃないかなーと思います。
反対派の意見としては、「出生率・離婚率」「子供の姓問題」「制度悪用への懸念」といったところでしょうか…
僕の意見としては、「そういう問題じゃないんじゃない?」というところですね。
「選択的」だからいいだろうという意見はそもそも、個人の問題としてしか捉えてない証拠だと思います。
しかし、選択的だろうがなんだろうが「制度」は全体の問題なので、そもそも視野が狭すぎる。
銃と姓は違うだろうと思うかも知れませんが、「制度」として「利用可能な状態にする」という点では同じです。
その影響を十分に考慮せずに語れる問題ではなく、だからこそ「選択的だから別にいいでしょ」というのは考えが浅いかなと感じます。
まぁ、実際にどんな具体的な影響や問題が出るのか知りませんが(笑)
②家制度・戸籍制度への影響を懸念する声とそれに反対する声
そもそも「姓」というものの役割についての話ですよね。
ちなみに、これこそ感情論だと思いますけど、「好きなら姓変えるくらいいいだろう」という意見もたくさん見ました。
「相手の家に入るという覚悟」「相手と家族になる覚悟」など
もちろんそれに対する反論として「そんなもので縛られる程度のものは絆ではない」という美しくも愚かな意見もありました(笑)
これは「結婚」や「姓」にどんな意味を感じるかという個人のバロメータの振れ幅の差でしかない気がしますね‥
話しがそれましたが、「戸籍」という管理体系のおかげで日本の安全は担保されているというのは見逃せません。
同時に、夫婦別姓にしたらそれが追えなくなるというのもまた、意味が分からない。
それをカバーしながら夫婦別姓にする方法くらいいくらでもありそうだけどなぁ…
③個人の自由だし、そこを強制するのは人権軽視という意見
この意見の枕詞には90%くらいの確率で「アメリカでは」ってついてる気がしますね(笑)
あと多様性がうんちゃらかんちゃらか…
うーん。
一言で言うなら、「個人の自由ではないだろう」という話ですね。
結婚は国が定める制度で、むしろ自由を縛る側だと個人的には思いますが…
「姓」という制度で縛られたくないが「結婚」という概念・制度には縛られたいという気持ちが分からない。
(これは僕が変ってるだけかも知れませんが…)
そもそもそんな「自由」が通るのならば、
夫婦で同じ姓にしたいけどどっちかに寄せるのもアレだから、双方の姓から一文字ずつとって新しくしたい!
だって通るのでは?(別に通っていいと思いますけど)
まぁ、姓を変えるという不便を感じずに、結婚という制度の恩恵は得たいということなのか…
ぼちぼち飽きたので結論!
お前が飽きるんかい!こっちが飽きたわ!!という正論パンチは華麗にかわします。
で、選択的夫婦別姓について、僕の意見としては、
「手放しで賛成はしないけど、絶対反対というほどのものでもない」
というめちゃどっちつかずなものです(笑)
殴らないでください。時間帰せとか言わないでください。
姓・結婚という制度にどんな意味があるのかは所説ありますが、「意味もなく存在しているわけじゃないらしい」というのはまぁ確かなんだろうなと思いました。
同時に、個々のケースとして「姓が別だったら…」と思う人がいて、その意見も「なるほど確かに」と思う。
あとは、どっちにどれだけ寄せるかという問題で、そもそも問題をゼロか百かでしか語らないのが問題だと思います。
例えば、【条件付き選択制夫婦別姓制度】(名前死ぬほどダサい)みたいにすればいいのでは?
悪用できなかったり、姓の持つ役割が完全に失われない程度に、ハードル(審査とか?)を高めた上で、それでも別姓を望む人に選択肢を設ける。
でいいんじゃないかな…
それで思ったより問題がなければ、ハードルを下げるか無くすかすればいいのでは?
(問題が多ければハードルを上げればいいし)
今のままだとずっと平行線な気がするし、それは双方に不利益だと思うので、とりあえず一歩ずつ歩み寄ってみれば?
まぁ、僕はもう結婚してるし、姓も変わらない側だったので(どんな意見も基本的にはそうですが)無責任な私見だけど…
なんだか捻くれてる上にあんま役に立たない当たり障りない結論に落ち着きましたが(笑)
この手の問題でモヤっとを感じている人が少しでもすっきりできれば幸いです。
(余計モヤっとしても当方は一切責任を負いません)
ではまた気が向いた時の更新まで、さようならです😎